EC-CUBE4はオープンソースのネットショップ構築ツール。レンタルサーバーの簡単インストール機能でインストールできるのですぐに使い始めることができます。
ここではEC-CUBEで配布されている公式テンプレートと、非公式テンプレートを比較して結局どちらがお得なのかを検討してみました。
公式テンプレートと非公式テンプレートを比較
EC-CUBE4で使えるテンプレートはまだそれほど多くないのですが、公式テンプレートと非公式で販売しているBootCubeでサポートやプラグイン対応、カスタマイズ性など6つのポイントに絞って比較してみました。
- サポート: インストールやカスタマイズなどのサポート対応
- バージョンアップ対応: バージョンアップは無料でできるか
- プラグイン対応: オーナーズストアのプラグインに対応しているか
- デザイン性: 実用レベルのデザインになっているか
- カスタマイズ性: レイアウトやスタイルのカスタマイズは可能か
- 価格: 商品価格
EC-CUBE4公式テンプレート
サポート | バージョンアップ対応 | プラグイン対応 | デザイン性 | カスタマイズ性 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
○ | △ | ○ | ◎ | ○ | ¥99,000~ |
EC-CUBE4の対応バージョンでの動作保証はされていますが、カスタマイズサポートなどはありません。また、ダウンロード期限があるため、期限が過ぎた後のバージョンアップ版はダウンロードできないので注意が必要。
公式テンプレのデザインはどれも高品質。この点だけでも購入する価値はありそうですね。ただ、レイアウトが固定(2カラムのみなど)になることもあるため、そのような場合にはカスタマイズに制限があります。
EC-CUBE4非公式テンプレート BootCube
サポート | バージョンアップ対応 | プラグイン対応 | デザイン性 | カスタマイズ性 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ¥19,800~ |
こちらもサポートに関しては公式と同じです。ただ、ダウンロード回数に制限がないため、同じドメインでの使用目的であれば何度でもダウンロード可能。テンプレートはデフォルトをベースにしているので、各種プラグインにも対応しています。
テンプレートに付属のUIブロックを組み合わせて自由にレイアウトできるため、カスタマイズ性が高くなっているのが特徴です。
テンプレート選びの注意点
テンプレートを選ぶ際に最も重要なのはコストですが、サポート内容やダウンロード回数などにも注意が必要です。テンプレートはどこまでカスタマイズできるのか、EC-CUBE4のアップデートに応じてテンプレートもアップデートしてもらえるのかなどもしっかり確認しておきたいポイントです。
まとめ
EC-CUBE4の公式テンプレートはデザイン性が高く、インストールした時点で実用レベルなので、コードとかカスタマイズとかよくわからないけどカッコいいショップを作りたい!という人にはオススメ。
非公式のBootCubeの方は、価格が安い分ある程度自分でブロックの配置やコードの編集をする必要があります。多少コード触れるのでとにかく安いテンプレートが欲しいという方はこちらがオススメです。